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現代のクリスマスツリー

欧米ではクリスマスツリーに生の針葉樹を用いますが、根付のものではなく、鉢に刺したり、専用台に固定して利用され、シーズンが終われば、日本の正月飾りのように廃棄され、毎年新しいものを利用するのがほとんどです。

しかし飾られる期間は待降節 (アドベント) から降誕節までの1ヶ月以上 (11月の終わりから1月の上旬(6日)当たりまで) 、またカトリックの家庭では降誕節の直前23日ごろから十二夜の2週間ほどかそれ以上は飾られ、25日を過ぎた途端、日本のように新年に備えてあわてて片付けけられることもないようです。

ヨーロッパで現在、クリスマスツリーに利用される針葉樹は、北欧の他か、主に経済の発展が遅れ、賃金が安い東欧で、10年前後かけて生産された物が中心に供給され、各国の重要な収入源にもなっています。

飾り付けについて、ヨーロッパではドイツ中心に樹の美しさを活かし落ち着いた雰囲気なのに対して、アメリカ風のイルミネーションを中心とした派手でにぎやかな飾り方があります。 また、アメリカでは室内の天井まで届くような大型のツリーを飾るのが好まれ、クリスマスが近づくとクリスマスツリーの周りにひとつづつプレゼントが置かれていきます。

現代のクリスマスツリーの源流とされ、本場と言えるドイツのクリスマスツリーはモミの木よりドイツトウヒが用いられてるのはよく知られており、待降節が近づくとクリスマスマーケットとともに各都市で個性ある大きなクリスマスツリーが飾られます。

各家庭で飾られるクリスマスツリーも先端にはシュピッツェ、枝々にはクーゲル、幹に固定したロウソク立てとロウソク、回りにはラメッタが巻きつけられ、クリスマス市などで入手した素材もモチーフも色々の個性あるオーナメントが飾り付けられます。

日本でのクリスマスツリーは、緑や白のバラエティーあるイミテーションの木が中心で、毎年再利用されることが多く、その点では環境にやさしいクリスマスと言えるでしょう。 また、見た目だけで無く香りにも癒しの効果がある針葉樹は魅力で、最近では、11月ころから、この時期を目指して急速に生産された、鉢植えで幼木のコニファーなどが、ポインセチアなどと一緒に大量に出回るようになっています。

ちなみにクリスマスツリーを飾りつける手順は、ツリーの正面とする位置を決め、イルミネーションを巻きつけてから、オーナメントを大きな物から均等に配置して順次取り付けていくのが、失敗することも少ないと思われる手順ですが、たまに離れた位置から全体のバランスを見たり、イルミネーションを点灯させて雰囲気を見ながら行うのが良いでしょう。

イベントとしてのクリスマスツリーでよく知られるのは、毎年12月初旬に点灯式が行われるアメリカ・ニューヨークのロックフェラー・センターのクリスマスツリーで、イルミネーション点灯時には国内のニュースにも登場します。

国内でも商業的にクリスマスツリーのイベントも増え、全国で様々なクリスマスツリーがイルミネーションとともに観光スポットして人を集めています。

参考

コニファーのクリスマスツリー


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